生活用品大手アイリスオーヤマ(仙台市)は10日、随意契約で調達した政府備蓄米5キロ入り計200袋をJR東京駅と上野駅で販売した。備蓄米は、JR東日本の貨客混載サービス「はこビュン」を利用し、新幹線で仙台駅から運送した。アイリスによると、系列店や自社サイト以外での販売は初めて。
仙台駅では、備蓄米を詰め込んだ段ボール箱がやまびこ128号に次々と積まれ、午前8時40分ごろ出発。東京、上野両駅のイベントスペースで午前11時半から販売会が開かれ、事前予約した客が1袋税込み2160円で購入した。
今後の開催は反響などを踏まえて検討する。