ビール大手4社は11日、ビール類の5月の販売実績を発表し、市場全体の販売数量は各社の推計で前年同月に比べ約12%減少した。4月の一斉値上げを前に膨らんだ駆け込み需要の反動が残った。

 メーカー別では、ビール類の金額ベースの販売実績を公表しているアサヒビールが6%減、キリンビールは9%減だった。数量ベースはサントリーが13%減、サッポロビールは14%減。