【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比105・11ドル高の4万2866・87ドルで取引を終えた。米中の貿易摩擦緩和への期待感から買い注文が優勢となった。
米中両政府は10日、ロンドンで2日目の閣僚級貿易協議を開催。自動車などの生産に影響が出ている中国によるレアアース(希土類)の輸出規制などを巡って話し合いが持たれたとみられ、協議進展を期待した買いが入った。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は3営業日続伸し、123・75ポイント高の1万9714・99。