【キーウ共同】ウクライナ文化情報省は10日、首都キーウ中心部にある世界遺産、聖ソフィア大聖堂の外壁の一部がロシアによる同日の攻撃の影響で損傷したと発表した。爆風や衝撃波が原因としている。内部に被害はないという。
ユネスコによると、聖ソフィア大聖堂は11世紀の建造。1990年に世界遺産に登録された。2023年にはロシアの侵攻により爆撃などの危機にさらされているとして、存続が危ぶまれる「危機遺産」に指定された。
ロシア国防省は10日、9日夜から10日未明にかけてキーウにある軍事産業施設や弾薬庫などを高精密兵器や無人機で攻撃したと発表した