11月に東京を中心に開催される聴覚障害者の国際スポーツ大会「デフリンピック」で、選手、役員が宿泊する施設の関係者を対象に、接遇などを学ぶ研修会が19日、東京都内で開かれた。22施設が出席し、サッカー会場の福島や自転車会場となる静岡など遠隔地の7施設もオンラインで加わった。
研修は大会を運営する東京都スポーツ文化事業団が主催。聴覚障害者とのコミュニケーションについては、イラストや文章を指で指して意思疎通を図る「指さしボード」の活用や、筆談やジェスチャーなど複数の手段を組み合わせて対応する方法を説明した。
大会には選手、役員ら約6千人が参加する。