レスリングの世界選手権(9月・ザグレブ)代表選考会を兼ねた明治杯全日本選抜選手権は19日、東京体育館で開幕して男女計12階級が行われ、男子グレコローマンスタイル82キロ級で吉田泰造が20日の決勝に進んだ。
男子フリースタイルは97キロ級の吉田アラシが決勝へ駒を進めた。86キロ級はパリ五輪代表の石黒隼士が総当たりのリーグ戦で3戦全勝。女子65キロ級で2022年世界選手権優勝の森川美和も3連勝で、ともに20日の最終戦に臨む。
昨年12月の全日本選手権覇者が今大会も制すると世界選手権代表となる。異なる選手が優勝した場合、代表決定プレーオフが行われる。