バスケットボールBリーグの島田慎二チェアマンは19日、1部(B1)広島の主力ガード、中村拓人が来季の契約継続の発表から一転、中村側の申し出により他クラブへの移籍が決まったことに関し「大事なことはそのプロセスがルールを重視していたかどうか。ファンが疑念を抱きやすい」と話し、リーグとして経緯を確認する考えを示した。同日の理事会後に取材に応じた。

 また、B1三遠の新本拠地となる愛知県豊橋市の新アリーナ整備に関し、住民投票の結果、事業継続が決まれば、開業が遅れてもクラブは降格にはならないとの見解を示した。「合理的な判断として、許容すべき案件」と述べた。