石川県は20日、能登半島地震の影響で心身に負荷がかかり亡くなった「災害関連死」が新たに9人認定されたと発表した。地震の死者は石川、新潟、富山3県で累計616人となった。
死者の内訳は、建物倒壊などによる「直接死」が石川で228人。災害関連死が石川377人、新潟6人、富山5人。
石川県で災害関連死として新たに認定されたのは輪島市5人、七尾市3人、穴水町1人。このうち輪島市の70代女性は、停電、断水した避難所での過酷な生活などにより心身に相当の負荷が生じ、脳出血で死亡。災害との因果関係が認められた。