世界ボクシング機構(WBO)ウエルター級タイトルマッチから一夜明けた20日、KOで敗れた後に病院に搬送された佐々木尽(八王子中屋)が、自身の交流サイト(SNS)を更新し「残念な気持ちでいっぱい。(日本)初のウエルター級王者になるところをお見せできず、本当に悔しく、申し訳ない」と心境をつづった。

 19日の試合では、佐々木は5回に、強烈な左フックを浴びて、あおむけに倒れた。陣営が棄権を申し出て、担架で引き揚げた。「映像を見て、担架で運ばれている光景を見ました。ここは全く覚えてませんが、たくさんの方が拍手してくれて、ありがとうっていう言葉を聞き、すごく感動した」とコメントした。