宮城県の東北電力女川原発2号機

 東北電力は20日、女川原発(宮城県女川町、石巻市)2号機で、原子炉格納容器内にある水素濃度を検出する機器2台のうち1台に、正確な濃度を検出できない不具合が起きたと発表した。もう1台は正常値を示しており、運転に影響はないとしている。

 2号機では先月、格納容器下部にある圧力抑制室の水素濃度を検出する機器1台でも不具合が起きた。東北電は「運転上の制限を逸脱するものではない」として、次回の定期検査で2件併せて原因を調べる。