埼玉県入間市選挙管理委員会は、3月16日投開票の同市議選に得票トップで初当選した国民民主党の益田英主氏(52)について、公選法が定める居住実態がなかったとして当選無効を決定したと20日発表した。19日付。
公選法は、地方議員選の被選挙権を得るためには、当該の自治体に3カ月以上居住する必要があると規定している。
市選管によると、益田氏は2024年11月に東京都杉並区から入間市へ転入。ただ同12月3日から今年2月2日までは、水道の使用量が少ないことなどから、市選管は居住実態がないと認定。3カ月の居住要件を満たさないと結論付けた。