厚生労働省は20日、アスベスト(石綿)による疾病で2024年度に労災認定されたのは、速報値で1210件だったと発表した。前年度比で微減となった。
厚労省によると、疾病別では、中皮腫627件、肺がん424件、石綿肺71件、びまん性胸膜肥厚58件、良性石綿胸水30件。業種別では、建設業が最多の803件、次いで製造業305件だった。
特別遺族給付金の支給決定は240件で、前年度比で81件増加した。22年の改正石綿健康被害救済法施行による、支給対象拡大の周知が進んだためとみられる。
厚生労働省は20日、アスベスト(石綿)による疾病で2024年度に労災認定されたのは、速報値で1210件だったと発表した。前年度比で微減となった。
厚労省によると、疾病別では、中皮腫627件、肺がん424件、石綿肺71件、びまん性胸膜肥厚58件、良性石綿胸水30件。業種別では、建設業が最多の803件、次いで製造業305件だった。
特別遺族給付金の支給決定は240件で、前年度比で81件増加した。22年の改正石綿健康被害救済法施行による、支給対象拡大の周知が進んだためとみられる。