イスラエルとイランの交戦が激化する中、中国の薛剣・大阪総領事が20日までに、交流サイト(SNS)でイスラエルをホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)を行ったナチス・ドイツと同一視する投稿をした。イスラエルのコーヘン駐日大使は「あらゆる一線を越えた」と強く非難。薛氏は関連の投稿を削除したとみられる。

 香港紙、明報によると、薛氏は14日、イスラエルの国旗とナチスの象徴である「かぎ十字」の旗の図柄を並べてX(旧ツイッター)に投稿。イスラエルとナチスの共通点として「国力の多くを軍隊に投入」「国際法は無視」などと記した。