【ニューヨーク共同】米ボストンの連邦地裁は20日、トランプ政権によるハーバード大の留学生受け入れ資格の取り消し措置について、合法性を審理する間は差し止める決定を改めて下し、留学生の受け入れ容認を維持した。5月下旬の資格取り消し発表翌日に一時差し止めを命じていた。一方、トランプ大統領は20日、自身のSNSで、解決策が「1週間ほどで発表される可能性が高い」と述べた。
トランプ氏はSNSでハーバード大に対する一連の措置を巡り「大学側と緊密に連携してきた」とした。その上で「現在の条件で合意が成立した場合、わが国にとって非常に有益なものになる」としたが、詳細は説明しなかった。