東京都議選で共同通信が実施した出口調査によると、自民党支持層のうち自民候補に投票したと答えた人は53・0%だった。支持する政党はないとした無党派層の投票先は、地域政党「都民ファーストの会」が21・6%で最も多く、自民10・4%、立憲民主党10・2%、共産党9・7%の順で続いた。
都民ファは支持層の88・7%を固め、公明は79・0%、共産は78・9%、立民は54・5%、国民民主党は45・7%。自民支持層の15・1%は都民ファを投票先に選んだ。
年代別でみると、10〜60代は都民ファ、70代以上は自民に投票した人が最も多かった。
政党別支持率は、自民が20・5%で最も高く、立民10・1%、国民8・8%、都民ファ8・7%、共産6・3%、公明5・5%となった。
昨年7月の都知事選で小池百合子知事に投票した人の30・1%が都民ファに投票したと回答した。次いで自民21・4%、公明10・0%だった。