東京都議選で当選を決めた望月正謹氏(左)、最上佳則氏(右)と写真に納まる参政党の神谷代表=23日未明、東京・赤坂の党本部

 東京都議選で複数議席を獲得した参政党の神谷宗幣代表は党本部で「十分な成果を出せた」と喜んだ。「日本人ファースト」を掲げての躍進に「日本の議員なので日本人を第一に考えるのが当然だが、他の党がきちんと言わず、国民が不満を持っていたのではないか」と分析した。

 都議選で、個人都民税50%減税や外国人観光客向けインバウンド料金の導入などを掲げた。世田谷区選挙区で当選した望月正謹氏は「参政が掲げた減税などの政策が有権者の支持を得た」と語った。

 共同通信の出口調査では無党派層から一定の支持を得た。