北海道の航空会社AIRDO(エア・ドゥ)は23日、羽田空港と北海道の新千歳空港、帯広空港で働くグランドスタッフのスニーカー着用を7月から試験的に開始すると発表した。現在は革靴やパンプスを履いているが、労働組合が許可を求めていた。スニーカーは黒の無地のものに限る。9月をめどに本格的に運用を始める予定。
スニーカー着用は、中堅航空会社スカイマークが4月、客室乗務員(CA)とグランドスタッフを対象に始めている。
エア・ドゥによると、今春闘で労組側が要求。グランドスタッフは長距離の移動や重い荷物を持つことも多いが、革靴やパンプスは動きにくく、疲労が蓄積しやすいという声が上がったという。