【ハーグ共同】フランスのマクロン大統領は23日、訪問先のノルウェー・オスロで、米軍のイラン核施設攻撃について「合法性はない」と述べ、国際法違反に当たるとの認識を示唆した。フランスメディアが伝えた。
マクロン氏は記者団に「フランスはイランが核兵器を保有しないとの目標を(米国と)共有している」と指摘した上で、あくまで外交的手段を取るべきだと訴えた。
一方、マクロン氏は23日、X(旧ツイッター)で、カタールにある米軍駐留基地へのイランの報復攻撃を受け「混乱のスパイラルに必ず終止符を打たなければならない」と述べ、関係各国に自制を呼びかけた。カタールへの連帯も表明した。