死亡しているのが見つかった男性方への臨場後に再訪して現金約3千万円を盗んだとして、窃盗などの罪に問われた警視庁蒲田署の元巡査部長小林元気被告(45)に東京地裁(江口和伸裁判官)は24日、懲役2年6月、執行猶予3年(求刑懲役2年6月)の判決を言い渡した。
被告は5月の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めていた。
起訴状などによると、今年1月31日、東京都大田区のアパートで80代男性が死亡しているのが見つかり、上司と臨場。同日夜に1人で侵入し約300万円と合鍵を持ち去ったほか、2月4日にも合鍵を用いて部屋に入り、約2700万円を盗んだとされる。