観光名所「赤れんが庁舎」として親しまれる国の重要文化財、北海道庁旧本庁舎(札幌市)が改修工事を経て来月に再オープンするのに先立ち、庁舎中央に位置する「八角塔」の内部が24日、報道公開された。
八角塔はドーム状の屋根が特徴。らせん階段などを約70段上ると、鉄骨などがむき出しになった屋根裏部屋のような、直径約8メートルの円形の空間が広がる。地上約20メートルの東向きのバルコニーからは、旧本庁舎が建設された当時の樹木が残る前庭や、庁舎前の通り沿いのビル群が見渡せる。
これまで内部は非公開だったが、来月25日からの旧本庁舎の再オープンに合わせ、一般向けにも公開を始める。