ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は5日のビデオ声明で、トランプ米大統領との4日の電話会談について「過去最高の会談だった」と述べた。トランプ氏が防空支援の意向を示したことを評価し「これまでで最も生産的だった」と強調した。

 トランプ氏も4日、ゼレンスキー氏との電話会談を「とても良く、戦略的な協議だったと思う」と指摘。一方、3日のロシアのプーチン大統領との電話会談については「彼は戦争を止めたがっていない」として不満を示しており、対照的な結果となっている。

 米国は国内の在庫逼迫を理由に、米国製の防空システム「パトリオット」用ミサイルを含む兵器の供給を一部停止している。