石川県珠洲市は9日、能登半島北部で昨年9月に発生した記録的豪雨の後に死亡した70代女性を「災害関連死」に認定したと発表した。能登豪雨の関連死認定は初めて。また同日、石川県で能登半島地震の影響による関連死が新たに7人認定され、地震の死者は石川、新潟、富山3県で累計625人となった。

 県と珠洲市は6月30日に豪雨の関連死に関して合同で審査し、1人を認定すると決定。同市が9日、正式に認定した。