JR東日本は9日、東北・山形新幹線の「E8系」車両のトラブルに関し、車両基地に置いていた1編成で、電力を供給する装置の故障が見つかったと発表した。これまでに4編成で見つかっていた。詳しい原因は解明できておらず、山形新幹線の本数を減らした運行を7月中は継続すると明らかにした。
JR東によると、6月17日に4編成のトラブルが発生したため、製造時期が近い1編成の使用を中止し、車両基地で保管していた際、故障が見つかったという。
電力供給装置では、半導体の部品が損傷したことが判明しているが、原因は不明。E8系は単独での運行を取りやめている。