東京都の小池百合子知事は11日の定例記者会見で、外国人に関連する政策が参院選の争点に浮上したことに触れ「ヘイトスピーチが競い合い、排他主義につながることは非常に危険だと思っている。どのような形で共生できるのか、議論してほしい」と述べた。

 小池氏はゴミの捨て方など身近な問題や、外国人による犯罪の報道に関し「大丈夫かという思いを抱く方が多いのではないか」と指摘。その上で「都としては日本や東京におけるルールをしっかりお伝えすることを、これからも進めていきたい」とした。