【ワシントン共同】トランプ米大統領は16日、米国と英仏独の外相がイラン核問題を巡る交渉の事実上の期限を8月末とすることで一致したとの報道を踏まえ「急いでいない」と強調した。「交渉したいなら、われわれはここにいる」と述べ、交渉再開への慎重姿勢を崩さないイランに歩み寄りを促した。ホワイトハウスで記者団に語った。

 6月の米軍による攻撃で、イランの核施設は「完全に破壊された」と改めて成果を誇示。「イランが交渉したがっている」とも主張した。