投稿で言及のあった主な政策分野

 文章を自由に投稿できるサイト「note(ノート)」の運営会社は17日までに、参院選に関する投稿文を分析したところ、政策別では「物価・生活支援」に触れた記事が最多だったと明らかにした。対象となった3685件の記事のうち、約3割に当たる1224件が言及した。「減税」や「消費税」といった言葉も注目を集めていた。

 6月1日から7月9日までの記事を、生成人工知能(AI)の一種である大規模言語モデル(LLM)を使って分類した。一つの記事で複数の政策分野に触れていた場合、それぞれに1件ずつカウントした。

 2番目に言及が多かったのは「関税・貿易政策」(284件)で、「税制・経済」(250件)、「外国人政策」(223件)が続いた。価格の変動が話題になった「コメ政策・農業」(56件)は10番目だった。

 多く使われた特徴的な言葉を大きく表示する「ワードクラウド」の手法を用いると、「減税」「消費税」といった単語が目立ち、暮らしにつながる話題への関心の高さがうかがえた。

 noteは、年間1千万件規模の投稿がある。