気象庁は22日、8〜10月の3カ月予報を発表した。平均気温は全国的に10月まで平年より高くなる見通しで、暑さが和らぐ時期が遅くなりそうだ。降水量は北日本は平年並みか多く、他はほぼ平年並み。北日本と東―西日本日本海側は、降水量が少なくなっている所があり、気象庁は水の管理に注意を求めている。
気象庁によると、偏西風が北寄りを流れるとみられ、日本の広い範囲で暖かい空気に覆われやすい。
8〜10月の予報は次の通り。
▽8月 北日本は数日の周期で天気が変わる。東―西日本と沖縄・奄美は晴れの日が多い。
▽9月 北―東日本と西日本日本海側は数日の周期で天気が変わる。西日本太平洋側と沖縄・奄美は晴れの日が多い。
▽10月 北日本と東日本日本海側、沖縄・奄美は数日の周期で天気が変わる。西日本日本海側は晴れの日が多い。東―西日本太平洋側は低気圧や前線などの影響を受けやすく、平年に比べ晴れの日が少ない。