【モスクワ共同】ロシア国防省は23日、航空宇宙軍の核兵器搭載可能な長距離戦略爆撃機ツポレフ95MSがベーリング海の公海上を15時間飛行したと発表した。外国の戦闘機の追尾があったとし、米軍機とみられる。

 飛行した爆撃機は複数で、戦闘機スホイ35Sとスホイ30SMが同行。空中で給油する映像も公開された。国防省は「航空宇宙軍の航空機の飛行は全て、空域使用に関する国際法を厳格に順守している」と主張した。