【イスタンブール共同】トルコのユマクル農業・森林相は23日、西部エスキシェヒル県で森林火災の消火活動中だった林業の関係者やボランティアら10人が炎に囲まれて死亡したと発表した。他にも多数が負傷した。
地元メディアによると、火災は22日に発生。ヘリコプターなどで夜通し消火活動が続いていた。ユマクル氏によると、突然風向きが変わり、消火活動中の20人以上が炎に囲まれたという。
トルコでは毎年夏に森林火災が相次ぐ。ユマクル氏は、高温と強風により現在10カ所以上で森林火災が起きているとし国民に警戒を呼びかけた。