国民民主党の岡野純子衆院議員

 自民党千葉県連は24日、国民民主党の岡野純子衆院議員(比例南関東)が、参院選比例代表候補に交付された標旗を千葉選挙区の街頭演説で使用したとして、公選法違反の疑いで県警に告発状を提出し、受理されたと明らかにした。

 告発状によると、岡野氏は選挙期間中の12日ごろ、参院千葉選挙区の国民新人の氏名が記された比例代表用の標旗を掲げ、新人応援の街頭演説を実施したとしている。県連は18日、公文書偽造などの容疑も含む告発状を出したものの、容疑を公選法違反に絞って24日に再提出した。

 岡野氏や国民県連は「混同し誤って使用した。深くおわびする」と釈明。街頭演説は比例代表の活動だったとしている。