農林水産省は24日、小売業者や米穀店を対象に随意契約で放出した政府備蓄米のうち、6日時点で4万6752トンが店頭に並んだと発表した。前回公表した6月22日時点の1万9742トンから約2・4倍に増加した。

 今年3月と4月に競争入札を行い放出した備蓄米のうち、小売店に流通したのは7月6日時点で約10万トンだった。計3回の入札で落札された放出量の32・1%で、6月22日時点の25・5%から約6ポイント増加した。総菜や弁当を扱う中食業者や外食業者には約6万7千トンが流通した。