捜索活動中に女児を発見した、今治海上保安部の職員ら=30日午後0時48分、愛媛県今治市の大島沖(今治海上保安部提供)

 30日午後0時45分ごろ、愛媛県今治市吉海町名駒の海で、スキューバダイビングをしていた同市の女児(10)が、意識不明の状態で浮いているのが見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。

 今治海上保安部によると、午前11時ごろからインストラクターと親族ら計4人でスキューバダイビングをしていた。午前11時55分ごろ、女児が浮上して声を発した後、沈んで行方不明となったため、海岸で見ていた親族が119番した。

 現場は瀬戸内しまなみ海道が通る瀬戸内海の大島で、岸から約10メートル離れていた。