日本列島の太平洋側を中心に広い範囲で出た津波警報・注意報を受けて30日、鉄道や空の便は運休などの影響が広がった。国土交通省によると、午後2時半現在で鉄道は新幹線を除く26事業者63路線で運転を見合わせた。JR東日本は沿岸部の在来線の一部を終日運休し、31日も影響が続く可能性があるとしている。

 JR東によると、運休は東北線や東海道線の一部区間などで、八戸線など全線運休の路線もある。

 日航は仙台空港閉鎖などを受けて22便が欠航し、1638人に影響した。31日も少なくとも2便の欠航が決まっている。全日空も30日は19便、31日は2便を欠航すると発表した。