30日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台前半で取引された。

 午後5時現在は前日比49銭円高ドル安の1ドル=148円08〜10銭。ユーロは58銭円高ユーロ安の1ユーロ=171円08〜12銭。

 ロシア・カムチャツカ半島付近を震源とする地震で気象庁が太平洋側の広範囲に津波警報を発令し、リスク回避で比較的安全な資産とされる円が買われた。

 市場では「月末で国内輸出企業の円買いも多かった」(外為ブローカー)との声があった。