記者会見する立憲民主党の小沢一郎衆院議員=31日午後、国会

 立憲民主党の小沢一郎衆院議員は31日、国会内で記者会見し、党の参院選総合選挙対策本部の本部長代行を辞任したと明らかにした。改選議席と同じ22議席にとどまった結果について「受け皿になれなかった立民の敗北だ。自分も責任の一端を担っているが、代表をはじめ執行部に大いに責任がある」と語った。

 会見に先立ち、野田佳彦代表と面会して辞任願を提出。執行部の刷新に関しては「人事をこうしろ、ああしろと言うつもりはない」と述べるにとどめた。

 立民は改選複数区で現職2人が落選したほか、比例代表の得票は739万票で、野党では国民民主、参政両党に後れを取る第3位だった。