5日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反発した。前日の米国株上昇を好感した買い注文が優勢になり、前日終値からの上げ幅は一時300円を超えた。円高ドル安の進行は重荷となった。
午前終値は前日終値比254円29銭高の4万0544円99銭。東証株価指数(TOPIX)は22・07ポイント高の2938・27。
前日の米国市場で連邦準備制度理事会(FRB)の利下げ観測が高まり、主要な株価指数がそろって上昇した流れが波及した。米ハイテク株が値上がりし、東京市場でも関連銘柄が買われた。
ただ外国為替市場での円高ドル安は輸出株には逆風となり、平均株価は伸び悩む場面があった。