第11管区海上保安本部(那覇)は6日、沖縄県・久米島沖の日本の排他的経済水域(EEZ)内で、中国の海洋調査船がワイヤのようなものを海中に下ろしているのを確認したと発表した。海保の航空機は、無線で中止を要求した。

 11管によると、同日午後3時45分ごろ、久米島の北西約257キロの海域で中国船を確認した。

 日本のEEZ内で中国船による同様の行動が確認されたのは、今年に入り5月11、26日に続き3回目。