将棋の第38期竜王戦挑戦者決定3番勝負の第2局は7日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、佐々木勇気八段(31)が石田直裕六段(36)を破り、対戦成績2勝0敗で藤井聡太竜王(23)=名人・王位・王座・棋聖・棋王・王将との七冠=への挑戦を決めた。佐々木八段の竜王挑戦は2期連続となる。
佐々木八段は、藤井竜王が2017年に達成した最多の連勝記録を29で止めたことで知られる。前期の竜王戦7番勝負では藤井竜王に2勝4敗で敗れており、初タイトルを目指す。
藤井竜王は5連覇が懸かる。7番勝負の第1局は10月3、4日に行われる。