「戦争を全く知らない人が大半になった危うさは感じます」と話す奥田英朗さん

 戦後80年で昭和100年の今年、作家の奥田英朗さんが「昭和をまるごと」描く3部作「普天を我が手に」(講談社)の刊行を始めた。戦前・戦中・戦後に生きる人々の姿に向き合った大作は「一生に一度、作家人生で一番...