5月の世界戦後に右硬膜下血腫で開頭手術を受けた国際ボクシング連盟(IBF)世界ミニマム級前王者の重岡銀次朗(ワタナベ)が12日までに、出身地の熊本県の病院へ転院したことが明らかになった。日本ボクシングコミッション(JBC)によると、生命の危機は脱したものの、意識不明の状態が続いている。

 重岡銀は5月24日の大阪での試合で判定負けした後に意識レベルが低下し、病院へ搬送された。家族の負担軽減と本格的なリハビリ開始を目指し転院したという。