連休明け12日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台前半で取引された。
午後5時現在は前週末比95銭円安ドル高の1ドル=148円26〜27銭。ユーロは52銭円安ユーロ高の1ユーロ=172円28〜32銭。
日経平均株価が史上最高値を更新したことで、投資家のリスク回避姿勢が和らぎ、相対的に安全な資産とされる円が売られた。午後に入ると、市場の注目は12日夜に発表される米消費者物価指数(CPI)の結果に移り、売り買いが交錯した。
市場関係者は「米物価が強い結果になれば、米金利上昇が意識されドルが買われそうだ」との指摘が出た。