東海道新幹線の車両から落下した床下の機器を保護する覆い=13日午前(JR東海提供)

 JR東海は13日、東海道新幹線の車両から床下の機器を保護する覆い1枚が落下したと発表。覆いは静岡県の掛川―静岡間で見つかった。掛川駅発車直後の低速走行で落下したとみられる。床下の機器に異常はなかった。JR東海が詳しい原因を調査している。

 JR東海によると、覆いが落下したのは最新型車両の「N700S」。覆いはアルミ合金製で、縦80センチ、横60センチ、厚さ7センチで重さ約8・5キロ。落下があったのはこだま708号として、12日午前10時10分ごろ、掛川駅を出た際とみられる。

 13日午前0時過ぎ、東京都品川区の大井車両基地で、点検していた係員が覆いが1枚なくなっていることに気づいた。