経済産業省が14日発表した12日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前週調査より70銭高い174円90銭となった。値上がりは4週連続。政府はガソリン価格を抑えるため、店頭価格が175円を超えないよう補助金を支給しており、値動きは限られた。
政府は1リットル当たり定額10円のほか、店頭価格や原油相場を踏まえて補助金を追加している。14〜20日は店頭価格が175円を下回ると見込まれるため、支給額は定額10円のみとなる。
12日時点の都道府県別価格は、上昇が42都道府県、横ばいが2県、下落が3県だった。最安値は愛知県の168円70銭、最高値は鹿児島県の184円20銭。
軽油は前週調査より60銭高い154円90銭となった。灯油は18リットル(一般的なタンク1個分)当たりで10円上がり、2222円だった。