【イスラマバード共同】パキスタンで豪雨による洪水や土砂崩れが相次ぎ、地元メディアは15日、計61人が死亡したと報じた。北西部カイバル・パクトゥンクワ州では14日以降に少なくとも43人が死亡。北部ギルギット・バルティスタン地域や、アザド・カシミール特別州でも死者が出た。

 パキスタンではモンスーン期の豪雨被害で例年、多数が死傷している。地元メディアによると、今年は6月下旬から少なくとも325人が死亡、743人が負傷した。