徳島市のお盆を彩った「阿波おどり」が15日、最終日を迎えた。海外や徳島県外からの観光客など多様な人が踊り手として加わり、「ヤットサー」のかけ声や太鼓の拍子に合わせて思い思いに手足を動かした。
この日は国籍や性別、経験にかかわらず誰でも参加できるよう、市が企画した踊り手グループ「ダイバーシティとくしま連」の約50人も参加。水色やピンクのそろいの浴衣や法被に身を包み、有力グループ「水玉連」の手ほどきを受けた後で共に満面の笑みで舞を披露した。
米国から参加したシエラ・リシュマンさん(28)は「水玉連の美しい踊りを見てまねして頑張った」と晴れやかな表情だった。