【イスラマバード共同】パキスタンで豪雨による洪水や土砂崩れが14日以降相次ぎ、地元メディアによると、北西部カイバル・パクトゥンクワ州の死者は15日までに200人を超えた。北部ギルギット・バルティスタン地域やアザド・カシミール特別州でも死者が出ており、犠牲者はさらに増える恐れがある。
カイバル・パクトゥンクワ州では救援物資を運んでいたヘリコプターが墜落し5人が死亡した。家屋が多数損壊したほか、携帯電話の関連設備も被害を受け、複数の地域で通信が途絶えている。
パキスタンではモンスーンによる豪雨被害で例年、多数が死傷している。