北海道大理学研究院化学部門の助教が6月、学内でのジンギスカンパーティー中に泥酔して複数の学生に暴力をふるい、けがをさせていたことが18日、大学への取材で分かった。けがの程度や詳細は内部情報を含むことを理由に非公表としている。7月に同部門の教職員と学生向けに事案の概要や再発防止策を通知したが、外部には公表していなかった。
北海道では屋外で友人などとジンギスカンを食べるパーティーの慣習があり「ジンパ」と呼ばれる。大学によると、6月20日夜に学内で同部門の教員と学生がジンパを開催。泥酔した助教が複数の学生に暴力をふるい、けがをさせた。助教以外に教員がいたかどうかは明らかにしていない。