【ロンドン共同】サッカー元フランス代表のラサナ・ディアラ氏は18日、国際サッカー連盟(FIFA)とベルギー協会に6500万ユーロ(約111億8千万円)の損害賠償を求める訴訟を再開したことを明らかにした。ロイター通信が伝えた。
ディアラ氏は現役時代にFIFAの規定によって移籍が阻まれたと主張。欧州司法裁判所は昨年10月、「正当な理由のない契約解除」の際は選手と移籍先クラブが連帯して損害賠償責任を負うなどとする規定が欧州連合(EU)法に違反するとの判決を出した。
FIFAなどとの和解が実現しなかったため、訴訟を再開したという。