JR各社は22日、秋(10〜11月)の新幹線や在来線の臨時列車運転計画を発表した。JR東日本管内では、東北、秋田、山形、上越、北陸の各新幹線で計2063本を運行。このうち、E8系車両の故障が相次いだ山形新幹線は186本を走らせる予定で、定期列車と合わせて前年並みの輸送力を確保する。

 東海道新幹線は、定期列車を含め2万4958本、1日平均409本を運行する。九州・山陽新幹線は、大阪・関西万博の来場者向けに10月の一部土曜日、鹿児島中央を午前6時発、新大阪に午前9時59分着の「さくら574号」を引き続き臨時運行する。

 在来線では、北海道の旭川―稚内間で10月4日と5日に全席指定の急行「秋たび そうや」号を走らせるなど、各地で観光列車を企画している。