日本取引所グループの子会社、JPX総研は22日、2023年7月から算出する株価指数「JPXプライム150指数」の構成銘柄の一部を29日に入れ替えると発表した。トヨタ自動車など19銘柄を除外し、三菱UFJフィナンシャル・グループなど21銘柄を加える。

 トヨタは、株価が1株当たり純資産の何倍であるか示す「株価純資産倍率(PBR)」が、銘柄選定基準日の6月最終営業日時点で1倍を割り込んだため外れた。

 指数は東京証券取引所の最上位市場「プライム」上場の150銘柄で構成。資本の効率性と、市場からの評価に関する二つの指標で選定し、年1回銘柄を見直す。